企業・業界理解

コンサルティングファームの多くは,応募者がコンサルティング業界を,そして自社のことを正確に理解しているかを様々な方法で試してきます.その理由はなぜか?大方,以下の3点によるかと思われます.

  • 志望度の強さを確かめるため
  • 応募者の希望業務と自社の業務とのミスマッチを防ぐため
  • 情報収集能力を確かめるため(特にファームごとの特徴を正確に把握するのは大変)


コンサルティングファームの仕事の中には,地味なもの,精神的・肉体的苦痛を伴うものも数多くあります.それを踏まえたうえで志望しているのかどうかは,入社後のパフォーマンスを判断するうえで非常に大きな影響を与えます.

また,最近は多少マシになりましたが,コンサルティング業界はとかく正確な情報が集めにくいのが特徴です.とはいえ,実際の業務でも,知りたい情報が都合よくそろうことなど滅多にない訳です.多少の困難を伴ったとしても,あらゆる手を尽くし情報を集め,その中から正確なもの,役に立つものを選別する力ぐらいは学生であっても持っていてほしいと思うのが,採用側の本音ではないでしょうか.



前置きはこの程度にして,コンサルティング業界を理解するうえで役立つ書籍をいくつか紹介します.

まず業界解説本ですが,以下の3つの内,気に入ったものを一冊読めば十分だと思います.


そして,コンサルタントの基本的な考え方,フレームワーク等々を学びながら仕事へのイメージを掴みたいと思う人には以下の3つをお勧めします.

ただ,この程度のことはほとんどの志望者がする訳です.

コンサルティング業界を真剣に考えているのであれば,各ファームのコンサルタントが執筆した本を読んでみるのが良いと思います.そのファームのコンサルティング手法や顧客企業に対する考え方などが大いに伝わってきますし,志望理由やGD・ケース面接での提案内容にも深みが出ます.

詳しくはファーム別書籍紹介を参照してみてください.



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