ブログ移管のお知らせ

当ブログの以後の更新は下記に記載しています。 興味を持って下さった方はアクセス下さい。 http://ameblo.jp/ycim/theme-10027152161.html

『30歳からの成長戦略』

【評価】☆☆☆☆☆ 【紹介】 A.T.カーニー、べインアンドカンパニーで数々の功績を残してこられた、山本真司氏の自己啓発に関する著作です。タイトルは『30歳からの〜』となっていますが、ビジネスの最前線で活躍していきたい若者全般にとって非常に有意義な内容…

『レバレッジ時間術』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介・管理人コメント】 『レバレッジリーディング』をはじめとする、ベストセラー作家の本田氏による著作です。内容としては、P.F.ドラッカーの『経営者の条件』を、現代向け、若手・中堅社員向けにアレンジした印象です。有益な部分を2つ紹…

『ランチェスター戦略 弱者逆転の法則』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 孫子、クラウゼビッツ戦争論とならぶ軍事理論であるランチェスター戦略を経営に生かすための解説書です。タイトルに弱者逆転と書いてあるため、ともすると中小企業向けの経営戦略書との印象を受けがちですが、本書で言うところの弱者…

『経営者の条件』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 P.F.ドラッカーの三大古典(『経営者の条件』『創造する経営者』『現代の経営』)の一つで、エグゼクティブが成果を上げるにはどうしたらよいかについて書かれた本です。自分自身のマネジメント、上司・部下のマネジメントに当たって有…

『会社を変える戦略』

【評価】☆☆☆☆☆ 【紹介】 元BCG、元A.T.カーニー極東アジア共同代表、前ベイン&カンパニー東京事務所代表パートナーという経歴を持つ、山本真司氏の著作です。小説形式で、業務改善、事業戦略、企業価値マネジメントの勘所が学べる良書です。要点を二つほど…

『世界不況を生き抜く 新・企業戦略』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 BRICs経済研究で有名なエコノミスト、門倉貴史氏の著作で、新興国経済の現状と、それに対する先進諸国(特に日本)の対応について書かれた著作です。ざっくりとポイントを紹介すると以下の通りです。 新興国を生産拠点としてではなく…

『コンサルタントの現場力』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 HRインスティテュートの代表で,著書多数の野口吉昭氏の著作で,『コンサルタントの○○力』シリーズの第一弾です.コンサルタント以外の方が読んでも十分役立つ内容ですが,特に新人のコンサルタントにとっては仕事と直結する箇所が多く,得…

『使う力』

【評価】☆☆☆ 【紹介】 ボストンコンサルティンググループ代表の御立尚資氏の著作です.ビジネスリーダーとして成功するうえで,知識・スキルと共にそれらを結果に結びつけるための「使う力」が重要であることを指摘しています.あまり印象に残らない内容でした…

『ロウアーミドルの衝撃』

【評価】☆☆☆ 【紹介】 大前研一氏の著作で,我が国の所得分布が「一億総中流」には程遠い現状を踏まえ、企業・個人が取るべき行動が何かを指摘した著作です.個人的に気になったポイント以下2つです. 人口の8割がロウアーミドル以下である:ロウアーミドル…

『戦略パワー・プロフェッショナル』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 『問題解決プロフェッショナル』,『問題発見プロフェッショナル』で有名な,齋藤嘉則氏の2005年の著作です.内容に関して,一部前著と重複する箇所もありますが,本書はより企業戦略の立案に即した思考の働かせ方に重きを置かれています. …

『ビジネス力の磨き方』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 P.F.ドラッカーに並び,国際的に強い影響力を持った知識人である大前研一氏の著作で,新興国経済が勢いを増す中,先進国労働者一人一人がどのような認識を持ち,どのような能力を高めていくべきかについて書かれています.内容としては『…

『最強の経営学』

【評価】☆☆☆ 【紹介】 ハーバードMBA,ボストンコンサルティング,ATカーニー,同志社大学教授という刺激的な経歴の持ち主である,島田隆氏の著作です.新しい経営理論にむやみに飛びつく風潮に警鐘を鳴らすとともに,意思決定とは本来どういうものか,最低限抑え…

『進化する企業のしくみ』

【評価】☆☆☆☆☆ 【紹介】 ボストンコンサルティンググループでテクノロジー系の案件を数多く手がけ,その後独立してコンサルティングファームを起した鈴木貴博氏と,NTT副社長の宇治則孝氏による共著です.内田和成氏の提唱する異業種間の企業競争の現状と,Web2.…

『逆境経営 7つの法則』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 駿河台大学,東京工業大学で教鞭を揮う水尾順一氏の著作で,近年の不況下・逆境下において企業が持つべき心得が書かれています.内容も易しく,紹介事例も親しみのある企業が多いです.が,同時に多くの企業が見落としがちな点をきちんと指…

『知識経営のすすめ』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 我が国における経営研究の第一人者の一人である野中郁次郎教授と,教授であり知識産業コンサルタントである紺野登氏の共著です.先進国を中心に知識労働者が増加している現状を踏まえ,知識経営(従来型のナレッジマネジメントを,より競…

『なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか』

【評価】☆☆☆☆☆ 【紹介】 元コーポレートディレクションのコンサルタントで,現在テキサス大学の助教授としてMBAの学生指導等に携わっている清水勝彦氏の著作です.従来の分析・論理思考を重視した経営戦略の限界と,希少性・価値の低下に対する問題提起とその対…

『組織戦略の考え方』

【評価】☆☆☆☆☆ 【紹介】 一橋大学・大学院教授の沼上幹氏の著作です.組織論で登場する様々な組織形態の性質の再確認と,問題の原因をすぐに組織構造に帰着させてしまったり,流行の理論を安易に取り込もうとする近年の風潮に対する警告が主な内容となります.コ…

『経営戦略を問いなおす』

【評価】☆☆☆☆☆ 【紹介】 『戦略不全の論理』や『経営は十年にして成らず』などの著書で知られる三品和広教授の著作です.タイトルからも分かるとおり,近年乱用されがちな「戦略」という言葉に対し,その意味と本質を考え直す内容となっています.特に前半が秀…

『人材マネジメント論』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 マッキンゼーのコンサルタント,現ワトソンワイアット社長を経験後,独立された高橋俊介氏の著作です.人材活用方法や組織戦略の理論解説に終始するのではなく,企業戦略,製品・市場戦略がどうあるべきかについて触れたうえで,組織・人材…

『戦略的思考の技術』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 大阪大学社会経済研究所の梶井厚志氏の著作で,副題からも分かるとおりゲーム理論の解説と企業経営・実生活への応用について書かれた書籍です.特に企業経営に関して有用な知見についていくつか紹介します. 先読みと均衡:製品開発や…

『高収益企業のつくり方』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 名経営者,稲盛和夫氏の主宰する「盛和塾」における,参加者との質疑応答のなかから,高収益企業のつくり方に関連するものにテーマを絞って掲載した本です.理論や手法に特化した経営書に比べ,経営者の心構えや,気高い経営理念の大切さ,…

『経済学を学ぶ』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 長年経済学の研究に携わっており,その分野の著作も多い岩田規久男教授の経済入門書です.経済学的な考え方から,市場原理,ミクロ経済学,マクロ経済学の基礎について書かれています.M.E.ポーターの『競争の戦略』をはじめとする多…

『仮説思考』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 ボストンコンサルティング元日本代表で,早稲田ビジネススクール等で教鞭も揮っておられる内田和成氏の著作です.タイトルから分かるとおり仮説思考の重要性とそのプロセス・トレーニング方法について書かれています.仮説思考や論理…

『即戦力の磨き方』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 大前研一氏が,今後の世界経済,我が国における労働環境を基に,ビジネスパーソンの取るべき行動について述べた著作です.『ザ・プロフェッショナル』や『大前研一 新資本論』と重複する内容も多いですが,それらのエッセンスがコンパ…

『稲盛和夫の実学 経営と会計』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 京セラの創業者であり,KDDI,ウィルコムの母体を創った稲盛和夫氏の著作です.会計を基点として経営の重要性について書かれています.各所に有意義な助言が散りばめられている訳ですが,特に印象的であった主張を三つ紹介します. 「…

『企業戦略を考える』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】 経済学・経営学に精通した浅羽教授と,元ベインアンドカンパニーのコンサルタントであった須藤実和氏の共著で,企業戦略の立案のプロセスや,主要ツールについて平易な言葉で解説がなされています.具体的に,本書で扱われている経営…

『顧客ロイヤルティを知る「究極の質問」』

【評価】☆☆☆☆☆ 【紹介】 べインアンドカンパニー名誉ディレクターであり,顧客ロイヤルティ研究の第一人者である,ライクヘルド氏の著作です.顧客ロイヤルティの真の価値についての言及から,その獲得方法まで丁寧に解説がなされています.本書のポイントを…

経営理論を用いた自己分析

最近,書店の就職活動コーナーへ行くと,本当に多くの就職活動本があります.私はその類にはあまり詳しくないのですが,有名どころを簡単に流し読みしていて少し気になったことがあったのでここで少し書かせてもらいます.それは, 自己分析の方法が絶対評価…

『経営戦略立案シナリオ』

【評価】☆☆☆☆☆ 【紹介】 ストラテジー&タクティクスの代表取締役社長の佐藤義典氏の著作です.市場戦略を出発点とし,事業戦略・組織戦略等にも触れられています.マーケティングの泰斗であるフィリップ・コトラー氏やセオドア・レビット氏等と同じく,顧客…