2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『マーケティングのジレンマ』

【評価】☆☆☆ 【紹介】 マーケティング担当者が遭遇する,難しい意思決定の場面を紹介し,それに対しどのように行動すべきかを複数の専門家が答えるという,少し変わった構成の本です.取り扱われているケースは,以下の6つです. 製造物責任の不透明さにい…

『組織力を高める』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】株式会社三景の代表取締役の古田興司氏と,ローランドベルガーのパートナー平井孝志氏の共著であり,強い組織とは何なのか,そして強い組織をつくるためにはマネジャーは何を心がけ,どのような行動をとるべきかについて述べた本です.…

『リーダシップの本質』

【評価】☆☆☆ 【紹介】元ボストンコンサルティンググループ社長であり,現ドリームインキュベーター会長の堀紘一氏の著作で,リーダーにとって必要な資質,リーダーがとるべき行動について述べた本です.また他のリーダーシップの本にも見られるとおり,企業…

『経営の構想力』

【評価】☆☆☆ 【紹介】ローランドベルガー代表取締役兼CEOの西浦さんの著作で,変革期におけるリーダーにとって必要とされる心構えや能力について解説した本です.関連キーワードとしては リーダーシップ ナレッジマネジメント 組織戦略 といったところで…

『実践する経営者』

【評価】☆☆☆☆☆ 【紹介】企業経営の理念と方法において世界で最も評価を受けている人物の一人であるP.F.ドラッカーが”ウォールストリートジャーナル”に投稿した論文を,抜粋・編集したものです.内容は全社戦略から組織,技術開発と幅広くカバーされています…

『マッキンゼー 戦略の進化』

【評価】☆☆☆☆ 【紹介】McKinsey QuarterlyおよびHarvard Business Reviewに投稿された論文の内,現代の不確実性に対処するうえで役立つ知見を得られるものを選び編集した本です.従来の競争戦略の考え方から,どのように思考を変えるべきかを学ぶ目的として…

『コトラー 新・マーケティング原論』

【評価】☆☆☆ 【紹介】技術の進展や市場環境の変化に対し,企業がいかに対処していくべきかについて,マーケティングの第一人者フィリップ・コトラーが解説した本です.日本語版のタイトルがやや誤解を生みやすいのですが,この本はコトラー教授の理論をまと…

『マッキンゼー式 最強の成長戦略』

【評価】☆☆☆☆☆ 【紹介】マッキンゼーのコンサルタント等によって書かれた大企業の成長戦略についての本です. 企業が勝ち残るためには市場のセグメントとニーズ,そしてそれらを満たすのに必要な能力をつぶさに理解することが不可欠である という主張から始…

『現場と経営力』

【評価】☆☆☆ 【紹介】ローランドベルガー会長の遠藤功さんの著作で,内容としては以前紹介した『現場力を鍛える』の要約と強い現場組織をもつ企業の事例紹介となっています.紹介されているのは三菱電機やデル,中部電力などで,いずれも社員の方へのインタ…